日本画家父子の清らかな画業 川粼小虎と東山魁夷展

おかやんと行ってきた。
すごくうっとり。
川粼さんは全然知らなかったのですが、東山魁夷さんの岳父なのですね。
一番初めにあった女房が囲碁をしている絵の素敵なことと言ったら。


東山魁夷の、夕暮れに塔が聳え立っている絵もよかった。
夕暮れを幸福だと感じられる人は、充足している人生を送っている人だと思う。
その絵からは圧倒的な幸福感が感じられた。
私には持てない感情だと思うから、憧れる。

あとは「白夜」。鳥肌が立って、なぜだか泣きそうになってしまった。


素晴らしい絵画のような、普通に暮していたら絶対に手に入らないものが
目の前にあるというのは、本当に不思議だなぁと、美術館に行く度に思う。