最近読んだ本

きつねのはなし

きつねのはなし

今まで読んだ2冊の作品と毛色が違う。まったくバカらしくなく、物語りとしてまっとうで*1ひやりとする話。面白かった。この人の日本語がとても好き。

象が空を 1982~1992

象が空を 1982~1992

大昔に、多分途中まで読んだんだけど挫折したんだな。覚えている話もあったり。寝る前に少しずつ読んでいたんだけど、後半は面白くて一気読みしてしまった。

セイフティボックス (講談社文庫)

セイフティボックス (講談社文庫)

「こだわらないことにこだわっている」男がいると言ったのは伊藤理佐だったかしら?山田詠美自身もそんな感じを受けた。とはいえ、面白かった。

*1:他の作品がまっとうでないわけではない